天下を与えられるのは天だけであり、たとえ堯のような天子であっても天命に逆らって天下をやりとりすることはできない。
」 告子曰、性猶杞柳也。
」 と出掛けないことを勧めたが、孟子は 「昨日は病気だったが今日は治った。
雖有天下易生之物也,一日暴之,十日寒之,未有能生者也。
養其小者爲小人。
彼 將 ( ま )た曰ん、 位 ( くらゐ )に在るが 故 ( ゆゑ )なり。 民本 [ ] 孟子は領土や軍事力の拡大ではなく、人民の心を得ることによって天下を取ればよいと説いた。 の言葉では、善が水の流れのような自然現象に喩えられています。
明日も一日がんばります。
章句下(38章句) その後、『孟子』は朱子学の始祖である朱熹により、 四書五経の「四書」の一つと位置づけられました。
以其郊於大國也,斧斤伐之,可以爲美乎?是其日夜之所息,雨露之所潤,非無萌蘗之生焉,牛羊又從而牧之,是以若彼濯濯也。
答え: 手でたたいて飛ばせば、額の高さを超えさせることができ、せき止めて逆流させれば、山の上に流れさせることもできること。 以 ( もつ )て 美 ( び )と 爲 ( な )すべけんや。 それに対して孟子は、 敢えて請わざるのみ。
10つまり、孟子は人の性は、 聖人から小人(つまらない人)に至るまで本来的に善であると考えたのです。
それを四端の説や、王道政治、性善説、人の性質は水で喩えられると、様々な切り口で語っています。 だから、善も悪も、私たちは両方持っているのだ、と主張した告子。
人性之無分於善不善也、猶水之無分於東西也。