『空の本』( 1996年)• ジャンージャック・サンペ作・絵『恋人たち アーム・スール』(太平社 1998年)• たまたまテレビのニュースを見ていたら、被災された喫茶店のマスターが避難所の体育館の横にテントを張ってジャズを流し、コーヒーを振る舞っていたんです。 第96回 該当作品なし• そこのオーナー夫人と話をしてから、とても気分が晴れやかになったんです。 慶應義塾大学商学部助手( - )、慶應義塾大学文学部仏文科助教授(1995年 - )を経て、2002年4月より慶應義塾大学文学部文学系仏文学専攻教授。
11第87回 該当作品なし• U子さんは目を見開いて私の顔を直視した。
病院からほど遠からぬ称名寺は、行ったことはないが、桜の名所と知っていた。 マルティーヌ・ブール絵 マリー・オディール・ジュード文『おはなのすきなおおかみくん』(講談社 世界の絵本 1999年)• そしてその後もがんは再発せず、現在も仕事を続けています。
1この本もそのとおりで、思わず笑ってしまうところもあるのですが、 これは読者を笑わせようとしたフィクションじゃない、 どう考えても修羅場、悲惨と言っていいくらいの介護の記録です。
この頃、父は他界していて、母を自宅で介護していました。 『カシス川』(文藝春秋 2017年) 共編著 [編集 ]• 第53回 「玩具」• 第52回 該当作品なし• ある晴れた日の午後、発作的に花見をする気になった。
18人生は「七転び八起き」というけれど、私のモットーは「79転80起」。
第48回 該当作品なし• 第47回 「美談の出発」• 翌日は貧血で動けませんでしたが、母親からアンナコールがきますから、2日後には喫煙所まで連れて行きました。 しかし「父だけ」と答える自分が人非人に思えた。
10第136回 「ひとり日和」• 荻野さんの研究室の壁には、色紙が張ってある。
葛藤や困難を乗り越える強さを明かしていただきました。
私が居ない時間のために、2人のボランティアをお願いしてくれた。
ジャンージャック・サンペ作・絵『恋人たち アーム・スール』(太平社 1998年)• たとえば父は「立ち上がり」が悪い。 第107回 「運転士」• その女性も20年ほど前、がんを患っていたんですって。
2第44回 「」• 付きっ切りで介護することは、想像以上に大変なことだと思います。
紹介した本 * パートナーとのがん闘病を元に書いた小説 「蟹と彼と私」 発売:集英社 1890円 発売中 * 荻野さんが介護中に出会った本 「介護の達人 家庭介護がだんぜん楽になる40の鉄則」 羽成 幸子 著 発売:文春文庫 500円 発売中. 和雑誌• 事実婚ともいえる相手だっただけに、きっと複雑な気持ちだったことでしょう。
5ところで荻野アンナはこんな本も書かれていますね。
第52回 該当作品なし• 『ホラ吹きアンリの冒険』(文藝春秋 2001年)• それが堪えたんですね。 第141回 「終の住処」• 介護をする肉親は、「全て自分で自己完結させなければならない」と思い込んでしまう 作家で慶応大学文学部教授の荻野アンナ(60)は、介護するなかで、自分でも訳も分からず「凶器」を準備したことがあった。 笑 その後は慶應義塾大学での助手や助教授を経て、現在は同じく慶應義塾大学文学部教授となっています。
12「清流」の対談チームは、 写真家もライターも編集者も全員が女性で、 互いの仕事については信頼していますし、 親しみも感じていますが、 女性同士にありがちな(?) 徒に個人的は話をするなどの、 ベタついた関係はなく、 とてもいい距離感です。