政に興味を持たず、権力争いも嫌い、いつも親友リンと過ごしていた。
ウォンが心を許せる親友リンをホン・ジョンヒョン。 ウォンは妙に感じながらもサンに対して"何があっても一番はお前だ"と伝えるのだった。
もちろんリンは強いんですよ。
他のドラマではこのように時間がとれることはまずありませんからね。 そんなとき、忠烈王と世子・王璋(忠宣王)が王璋の母・元成公主の死が原因で不仲になりました。 ソン・インは、ウォンを世子の座から退かせ、高麗人の王としてリンを立てるべく計画を進める。
大河ドラマの様です。
ドラマでは、ワン・ジョンはワン・ヨンの息子なのは史実と同じですが。
王は愛するでは身分を隠した役だったので、華やかさはないかも」 と語っていました。
適切に場の雰囲気づくりをしてくれるんです。 そこでウン・ヨンベクが亡くなった事件に絡んだ女官が何者かに毒殺されたことを知る。 第25代高麗王の息子ウォンは、美しい容姿と知性にあふれ、大胆な行動力で人々を引き付ける卓越した能力の持ち主だが、母親が元(げん)のフビライ王の娘であったため、父親から忌み嫌われ警戒されていた。
また本来は結末まできちんと理解して演技ができるというという面でも良いとされるのですが、このドラマは台本をもらっても先を読んではいけなくて、今の状況や感情をしっかりと把握し演技することが求められたそうです。
思い切って矢を放つリン。 ソン・インの胸ぐらをつかみ、サンはどこだと叫ぶウォン。 松の実粥、牛乳粥、お好みは?と聞くリン。
これから待ち受けるそれぞれの運命を3人は言葉に出さずとも 予感していたのでしょうね。
さすが王となるウォン!気持ちもストレートに吐き出します。 愛憎劇というほどドロドロとしたものではありませんが、切なくて胸が締め付けられるようなところもあり、重すぎず軽すぎないストーリーでビジュアルの良い3人を見るだけでも価値があるドラマではないかと思います。
6くわしくは原作本(下)をお読みください。